源氏物語交響楽
野島 芳明 著(文明史研究家)



A5上製  232頁
定価:1942円+税

平成6年3月4日発行


ISBN4−88656−102−0
C0095


『源氏物語』全篇五十四帖に響く基調音として「愛と美」の旋律をあげ、その音楽的構成を明かす。

序章 いまなぜ『源氏物語』の研究が求められるのか
T 交響楽的文学としての『源氏物語』
U どうして『源氏物語』は生まれたのか
 序曲    「かがやく日の宮」の出生
 第1楽章 春のとき
 第2楽章 夏の日
 第3楽章 秋と夕映え
 間奏曲  光かくれにし後
 第4楽章 凍しい冬と夜の世
《著者略歴》
 野島 芳明(のじま よしあき)
大正14年11月、東京都文京区小石川に生まれる。慶応大学法学部政治学科卒。拓殖大学海外事情研究所を経て、現在、自宅にて執筆活動。文明史研究家。