南京事件の総括
―虐殺否定の論拠―
田中 正明 著(評論家)


四六並製  頁
定価:1800円+税

昭和62年2月発行
平成13年11月25日復刊発行

ISBN4−88656−204−3
C0021


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世間は漸く田中氏の多年の真摯な文献調査と論証の成果に耳を傾ける様になった。
英文版「What Really Happened in Nanking」が海外でかち得た反響は多年の隠忍の果てに達成した「勝利」の一つの顕著な微表であろう。
その勝利の記念碑の是亦一として捉えてよいと思われるのが、本書『南京事件の総括』の14年ぶりの再刊の実現である。
第1章 南京事件と東京裁判
第2章 南京事件と松井大将
第3章 南京事件と教科書
第4章 断末魔の南京
第5章 南京攻略戦
第6章 虐殺否定十五の論拠
第7章 なぜ中国は「大屠殺」か
第8章 朝日新聞と南京事件
第9章 「大屠殺記念館」と「万人坑」「死体橋」の嘘
第10章 南京事件のニセ写真
《著者略歴》
 田中 正明(たなか まさあき)
明治44年、長野県下伊那郡喬木村に生まれる。昭和八年、興亜学塾卒。大亜細亜協会、大日本興亜同盟に勤務、のち応召、無錫で終戦。戦後、南信時事新聞編集長を経て、世界連邦建設同盟事務局長、(財)国際平和協会専務理事、拓殖大学講師を歴任。現在、日本アラブ協会常任理事、不二歌道会参与。